病んでいた私が人生を復活させた道のり

昨日、初の抗がん剤投与を無事に終えた母だが、

やはり心境に多少変化があったようだ。

「あと一年しか生きられないとしたら……」と、

電車の広告で何かの本のタイトルを見たらしいのだが、命を見つめ直すようになった。

これまでケラケラと癌を笑い飛ばし、韓国ドラマばかり見ていた母だったが、

ようやく自分の病気に実感が沸いたということだろうか。

ちなみに私はあと一年しか生きられないとしても、フォアグラを食べたいことしか思いつかない。

だが、母との一年と考えるとまた話は違ってくる。

考えても、「あと一年なんてイヤだ」としか思い浮かばない。

けど、本当に一年だったらどうしよう。いや、あと一年なんてイヤだ。

絶対に精一杯支えて、その先の人生を一緒に過ごすのだ。

お母さん……お母さん。お母さん、お母さん。アナタを呼べなくなるなんて、私の人生でありえない。

ちなみに執筆関連のことに触れると、今日も眠くてまだ書けません。